レッドブルが世界最速ドローン「Red Bull Drone 1」を開発! 時速350kmでF1マシンを追随して撮影

エナジードリンクのレッドブルが、サーキットを疾走するF1を追随して撮影できるドローン「Red Bull Drone 1(レッドブル ドローン1)」を開発しました。時速350kmのドローンで、超高速のF1マシンを撮影した映像が公開され、大きな注目を集めていています。

「Red Bull Drone 1」開発の経緯

プロジェクトが始まったのは、約1年前、ドローンパイロットとしてキャリアを積んでいた Shaggyことラルフ・ホーゲンビルク氏が、レッドブル社から「サーキットを走るF1マシンを追従できるドローンを開発する」というアイディアの相談を持ち掛けられたことがきっかけです。

当時、時速約370kmまで出せるドローンはありましたが、撮影機器が搭載されておらず、撮影対応できるかは未知数でした。しかも直線で走行することはできましたが、サーキットを走るF1を追随して撮影するためにはコーナーにも対応できるようにすることが、今回のドローンを製作する上での大きな課題の一つでした。

そこでホーゲンビルク氏のチームは、サプライヤーに最新かつ未発売のモデルでて、モーターには高回転に対応できるモデルの提供を依頼。するとサプライヤーは、市販仕様のパーツに未発売のパーツを少量組み込むなどして、要望通りのモデルを用意しました。

また、ドローン本体を覆う外部構造はゼロからデザイン。3Dプリントを活用し、カーボンファイバーのCNC加工も行うなど、さまざまな課題をクリアしていきながら時速350kmの世界最速ドローン「Red Bull Drone 1」の開発に成功しました。

「Red Bull Drone 1」の特徴

機種によっては140 km前後のものも一部ありますが、一般的な撮影用ドローンの最高速度は時速70 km前後です。しかし、「Red Bull Drone 1」は、100-300km/h加速はわずか2秒で、トップスピードは350km/hと、これまでにない異次元のスピードでの走行が可能となっています。

また、ライブストリームが可能なカメラ性能を実現したいと考え、10ビットカラー出力を備えた4K60fps / 5K30fpsカメラでも問題なく機能することで、撮影性能も高水準のモデルです。

まとめ

レッドブルが開発した「Red Bull Drone 1」は、サーキットで見ているのとは一味違ったF1の臨場感や躍動感を体感できるだけでなく、モータースポーツの新たな楽しみ方を提供しました。さらに、他のスポーツ競技や他ジャンルの撮影においても、大きな可能性を秘めており、今後の動向も含めて注目されています。